「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

お知らせ


キャリアディベロップメントとコーピングスキルが開講されました。



日 時:平成 25 8  5 日(月)10001500

日 時:平成 25 8  6 日(火)10001500

場 所:創造パビリオン 2 F  セミナー室

講 師:九州大学・非常勤講師 平良 浩樹

 

昨年度に引き続き、講師に平良先生をお迎えして、2013 年度キャリアディベロップメントとコーピングスキルが開講されました!

今年度のテーマは「学んだ知識を活かす」そして「人生を明るく観る」の つです。

今回の講義は、本プログラムが実施している講義の中でも修士 2 年生が多く受講していることが特徴でした。


初日はキャリアディベロップメントについてです。



いきなり!

キャリアとは何か、ということについてまずは、グループで話し合ってみます。本年度講義に初参加の学生も多く、自己紹介も兼ねて会話が弾んでいる様でした。


班から出た答えは、さまざまなイメージが混ざっていました。

「偉くなること!」という班も入れば、「ネガティブなこともキャリアになるんじゃ?」という意見もあり。なんだか漠然としているねぇとフンワリした感じで話が出ておりました。


平良先生はそんな学生たちの声を受けて、時間軸や評価者によって意味が変化する事も含め、それぞれの意味を大事にするようにとお話されました。

まずは、自分に OK を出していこう! と、そこからのスタートです。


和気あいあいとスタート


コンセプチュアルスキルが、とことん話を突き詰める感じだったのに対して、この講義は「フンワリ」なイメージを大事にするものです。

これって、実はなかなか難しい。ふわっとしたものをふわっと持つ・・・。

 

続いて、10 年後の自分を考えるワークへ。

未来の自分が担う複数の役割をイメージするのがポイントです。


各班、けっこう真剣に考えている様子。発言は、班ごとに整理後、全体でシェア。


「時間は戻らない」、なんて一体何があったのか気になる回答もありました。


便宜上、色々な役割を提示してあったのですが、「余暇を楽しむ人」という役について

「他の役割も楽しめるようになりたい」というコメントが。

確かに…。

余暇だけが楽しみ・・・、だと辛いかも。

他にも、男子学生が家庭の理想について熱く語る場面やそれを女子学生に一蹴される場面も。

わいわいと将来のイメージについて語り合いました。

 


午後は、「一流」の人について講師から紹介をしてもらい、その人の生き方についてディスカッション。

まずは、「一流」と聞いて抱くイメージから、共有し、その後は様々な生き方に触れました。

その人の生き方は、時代によっても評価が異なるわけで。

さまざまな時代背景も絡めつつ 2013 年 月の「イマ・ココ」の私たちが抱く意味を考えました。

 


さてさて。

2 日目。

 

今日は「ストレスコーピング」です。


コーピング・・・、日常的には聞かない言葉ですね。ストレスへの対処能力のことを指します。


この対処について、今回、平良先生は皆さんの性格に焦点をあて、個々のスタイルに合った対処方法を考えていく講義設計にされていました。

 

まずは、初日にアンケートをとったストレス要因についての結果を発表。ほぼ全員が、何かに不安を抱いていたり、ストレスだと感じているとのことでした。


平良先生は、ストレスは「特別」なものではないことを強調されておりました。

 

具体的なストレス対処としては、呼吸法などのトレーニングや自分の価値観を大事にした「優先順位」の付け方など。


それから、ストレス発散法として「考えない」という力についても再考しました。

 

ワークでは、いずれ就労することを前提に、先輩や上司が、新入社員に対してどのような想いを抱いているのかを相手の立場に寄り添ったうえで、自分がどう動くかをディスカッションしました。


こういう記事って、ネットサーフィンをしていると目にするのですが、なんとなくでやり過ごしてしまい、で立ち止まらずに済ませているように思います。


こうして時間を使ってディスカッションすることで、他者がいてこその成長する自分について考えることができたのではないでしょうか。



メンバーとの対話によって新しい見方も。

 

 

2 日目のメインセクションは気質のタイプについてでした。


平良先生によれば、私たちの気質はいくつかに分類されるとのこと。その気質によって、考え方にも特徴が出てくるそうです。


もちろん、その「タイプ」というだけで、それが全てというようなことではなく、自分の認知や価値観、もっとフンワリとした「感覚」なんてものを気質という言葉をキーに理解していくワークを行いました。

 

それぞれの気質について言葉で理解を深めて、続いては、絵を描くワークです。自分のフンワリとした「感覚」は、絵には出やすいみたいですね。


みんなの気質を、そういった絵からも見いだせるとのことで、学生たちは次から次に、

「私の絵は、どうですか?」

などといった質問を積極的に投げかけていました。


どのタイプの気質か? ということよりも、納得するものがあるかどうかを大事にしてね。と先生が繰り返しおっしゃっていたのが印象的でした。




各自の気質について講師や他メンバーに紹介。

 


今度は、似たタイプの人同士でチームを編成し、大きな絵を作ることに。お題は全てのチームに共通なものだったのですが、絵は、全然違って。


各チームとも、とてもユニークで素敵な絵ができたように思います。




同じテーマなのに、班ごとにカラーが違うのがよく分かりました!

 

 

絵を描きだすワークは、お絵かきが久しぶりということもあり、大盛り上がりでした。自分の絵を描く作業はもちろん、他の参加者の絵を楽しむ姿が、和気あいあいとしていて良い雰囲気でした。

 

それから、他者への思い、ということで動画を一つ、みんなで鑑賞し最後のふりかえりへ。


2 日間の学びは、聞き慣れない言葉や慣れない講義スタイルで、あっという間でしたが、その瞬間の思いをしっかり残し、講義は終了しました。

 

さてさて 2 日に渡って行われた『キャリアディベロップメントとコーピングスキル』。最初にも書きましたが、今回の講義は、参加者の皆さんが持っている「フンワリ」とした部分を見つめ直す作業が多くありました。


見えづらいもの、ではありますが友人とディスカッションをしてみたり、絵を描いてみることで垣間見えたとしたら幸いです。


自分自身を見つめて、そこに OK を出して行く。作業を通じて、一つでも二つでも、キャリアを考える際のヒントとなれば幸いです。


そして、ストレスの傾向についても、少しだけ客観的に、自分のクセを見つめ直すきっかけとなっていればと思います。


 

平良先生、ありがとうございました!

参加してくれた学生の皆さん、おつかれさまでした。


これで前期の講義報告は全てです。


後期もどうぞよろしくお願いしますっ!







「生物産業創成学コース支援室コースワーク」トップへ