「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

コンセプチュアルスキルが開講されました


コンセプチュアルスキルが開講されました。


日 時:平成 24 年 6 月 22 日(金)13:00〜15:00
日 時:平成 24 年 6 月 23 日(土)10:00〜16:00
日 時:平成 24 年 6 月 29 日(金)13:00〜15:00
日 時:平成 24 年 6 月 30 日(土)10:00〜16:00

場 所:22・23 日 統合新領域学府(旧工学部 5 号館)5F 大講義室
場 所:29・30 日 21 世紀交流プラザ I 1F 多目的ホール

講 師:九州大学基幹教育院・教授 割石博之(副専攻支援室長)
受講者:25 名 + オブザーバー 2 名




今年度で 4 回目の開講となるコンセプチュアルスキル、テーマは昨年度同様「思考力を磨く」です。今年は、参加者の指向性などにも注目しながらの 4 日間でした。



初日

まずは、導入です。

導入でいきなりの論理性テスト&思考力チェック。
毎年行っている上記 2 つに加えて、今年は「指向型チェック!」。

「指向」・・・。なんだか聞きなれないですよね。
手に例える説明を受けて、学生たちも、「ふむふむ…」。

講義全体の説明を受け、普段の研究生活と「コンセプチュアルスキル」でひたすら意識することの親密な関係を感じ取り、実際に体験した一日でした。

「なぜ?」と思う気持ちの大事さ。思ったときに何が生まれるのか。を実践。
クイズの中で聞こえてきた、学生の「あぁ!」という納得の声が初日のハイライトだったかも。








2 日目

さて 2 日目です。

2 日目は、集合してすぐグループに分かれて架空の会社の最高経営者会議を実践。
会社の経営について、各班で戦略を立てて発表!

一方で、会議の中には「オブザーバー学生」が一人ずつ入っていて、会議の仕方について辛口コメントを発表(辛口、なのは講師からの依頼です)。

その後、「ケア」の概念について意識しながら、様々なテーマでディスカッションを行いました。

コンセプチュアルスキル、論理的思考力、の中で「ケア」という言葉は少し意外に感じられたかもしれません。
ですが、いくら論理性があっても、何に使うのか。何故使うのか。というと、相手を意識せざるを得ません。相手に「聴いて」もらえる論理であるためにはケアは必要不可欠です。

一方で、聴こえやすい(見えやすい)ものだけが大きく自分の中に残ってしまうことも。

相手への配慮を忘れずに、でも相手の情報の確かさを冷静に判断するチカラ。
昨年 3 月に起こった震災での報道を振り返りながら、「判断」について考えました。

写真は、熱くなった学生がホワイトボードを使用して説明をしてくれている様子。2 日目のハイライトです。







3 日目

いよいよ、ディベートワークが始まりました!

チームは、初日のクイズや思考力チェックなどをもとに支援室が決定。

ディベート自体を学ぶワーク、というのではなくディベートを通じてコンセプチュアルスキルを体感してもらおうと設計されたワークです。既にプログラムで実施したヒューマンスキル、コミュニケーションスキルも意識しながら戦略を練っていたようです。

準備時間は、毎年のことですが「短いっ!」。そんな中でも最大のチカラを発揮するため、みんな真剣な表情で「相手の立場だったら…」など、反論・反駁を予想しながらワークに励みました。3 日目のハイライトは、みなさんのワーク風景。








最終日

最終回、前半はいよいよディベート大会です。

それぞれのチームの打ち合わせの成果が「きらり」と光る瞬間があったり…。
とっさの判断が個性を際立たせていたり…。

ディスカッションは「苦手」な学生も多くいたようですが(後ほどアンケートで聞きました)、意見をぶつける“楽しさ”や、意見を想定する“楽しさ”を感じてくれている様子でした。

また、「審査員」という立場になった学生もおりました。「審査」をするために、まずはしっかり「聴く」「メモをとる」、そしてどの評価軸で判断するか考える。というわけで、審査する側にもとても刺激的な時間でした。









勝敗は…、置いておきましょう!

プレゼン MVP は…豊福くん、二位は神谷くんでした! というわけで、その二人のいたチームです。







しかし、その二人だけでなく、全てのチームで、それぞれのメンバーが光っておりました。

ディベートの試合は、実際に、とても僅差な勝負で、後で聴くと、ほとんどの班から、「相手の主張が予測できていた」という声が聞こえてくるほど論点が噛み合ったものでした。

試合終了後は、それぞれの班に戻って、しっかりと各自が“まとめ”をし、相手チーム、自チームに対して整理していました。

今年は、昨年度より班メンバーの数を少なく設定したので準備の大変さはあったと思いますが、それぞれの役割を意識して素晴らしいチームワークを発揮していたように思います。


さて、最終回後半部分は、講義全体のまとめです。

さまざまな実践やディスカッションを通して、感じたこと、講義で説明してきたことを振り返りました。

さらには、オブザーバーとして参加してくださった臨床心理学がご専門の先生より、「自分」について考えるヒントを頂きました。

さてさて。
そんなわけで、2 週間、4 回にわけて実施されたコンセプチュアルスキル。
無事に終了しました。


参加者に新しい「気づき」や「励み」が生まれていれば、支援室冥利につきます。


講義後アンケートでは、自由記述欄もビッチリ埋まった素晴らしいリアクションが返ってきて、大変うれしかったです。「来年も受けたい!」と書いてくれた方も。

来年は、今年以上に!更に更に面白く、沢山の「種」をみなさんに蒔くことができますよう、講師ともどもがんばってまいります。

来年もお楽しみに。



次は、8 月 2 日、3 日で実施されるキャリアディベロップメントとコーピングスキル。
こちらは初めての講師をお迎えします。

受講希望者は、既に定員に近づいております。参加ご希望の方は、お急ぎご登録を!



内田




「生物産業創成学コース支援室コースワーク」トップへ