「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

総合文化研究特論①『古語は辺境に残る?ー言語史研究の方法ー』が開催されました!

「総合文化研究特論①『古語は辺境に残る?ー言語史研究の方法ー』」が開催されました!

日時:2017年4月29日(土)13時〜17時
場所:21世紀交流プラザ1 2階 講義室A
講師:高山倫明先生(九州大学人文科学研究院)


この講義では、「古語は辺境に残る」「田舎に古語が残る」というよく知られた言説を、言語史を探究する2つの方法論の観点から批判的に検証します。また、方言をめぐるステレオタイプについても言及します。
他学府の先生の講義を通じて、自らの専門としている研究や方法論との相違点や類似点を発見し、意識することができるような「学び」の豊かさを考えることを目的としています。

言語史ひいては人文科学の方法論を学びます!メモ


講義の前半は、「アクセント」のお話でした。昔の「アクセント」を古い「文献」から探ると聞けば、驚かれる方も多いでしょう。実は、仏教の経典などのように、古い文献には文章の横にアクセント記号が記されていることが多いのです。
この記号をもとに、古代から現代までのアクセントの変遷を探ります。

また、講義の後半では、「方言」について言語地理学の視点から、探ります。都(京都)から日本列島全体に同心円状に「流行り言葉」が広がり、田舎(都から遠いところ)には古い言葉が残る、という言説を批判的に検証しました。

非常に興味深いお話で、「科学」の名のつくものは、自然科学・社会科学・人文科学のどれであっても、同じ姿勢で研究に取り組んでいるということを実感しました。

高山先生、ありがとうございました!!パチパチ 


「生物産業創成学コース支援室コースワーク」トップへ