「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

講演情報

奈良女子大学・九州大学 院生協働企画 開催

奈良女子大学・九州大学 院生協働企画 開催のお知らせ


本企画は無事終了しました!

企画報告はこちらから。




**********************



「多角的視点への Challenge」


   ~あすか今昔物語~


 日時:平成21年10月23日(金)13:00〜17:00

 場所:奈良女子大学記念館 2 階 講堂



歴史ある「明日香」をテーマに、それぞれの専門的視点を考えることから異分野交流を目指します。自身の研究とは異なる新たな視点を持つことで、多角的に物事をとらえることができると考えます。このような異文野交流を通じて、視野を広げることで、皆さんの研究においても新たなブレークスルーになるよう期待しています。


 プログラム

 招待講演 1
 稲葉 政満 教授 東京藝術大学大学院美術研究科
 演題:「異分野の架け橋としての保存科学」

林産学を専攻して「パルプ製造における放射線の利用に関する研究」で学位取得後、岐阜大学林学科へ就職した。4年後に紙の専門家として東京芸術大学保存科学教室に転職した。和紙の保存性、中世の和紙の再現などの研究。酸性紙問題とのからみで図書館・文書館の紙資料の保存に係わる教育・指導を行っている。「保存科学」は保存修復技術、美術史、考古学などの異分野間の橋渡しが大きな仕事であり、「言葉」や「文化」の違いを理解すること、そして幅広い教養を求められることが多く、未だに苦労することが多い。一方、私自身も専門を「保存科学」と「製紙科学」で使い分けている面もある。講演では私の仕事の広がりを概観する中で出会った問題を異分野融合の例としてお話したい。

 招待講演 2
 中橋 孝博 教授 九州大学大学院比較社会文化研究院
 演題:「日本人のル-ツを探る」

日本人の起源問題は、明治時代から人類学会の最大の課題として様々な取り組みがなされてきたが、今もなお多くの疑問点を残したまま広く関連分野の研究者を巻き込んだ議論が続けられている。最大の懸案であった縄文人から弥生人への移行問題については、文理を問わない多岐にわたる分野の情報が活用されてきた。具体的にこれまでどのような議論がなされ、どの様な情報が懸案解決に有効であったか、残された様々な疑問点も含めて、足かけ三世紀にも渡って繰り広げられてきたわれわれ日本人のル-ツを探る取り組みを紹介したい。

 学生による成果発表
 ・奈良女子大学グループ

  「建築と季節の関係性に着目した万葉集のデータベース化」
  「歴史薫る石 ―刻む・象る―」
 ・九州大学グループ
  「科学からの挑戦 ―高松塚と文化財保護―」
  「明日香村における棚田景観保全の現状と課題」

ポスター.pdf



本コースで注力する実践教育(異文化交流)の一環として、企画から実施まで、院生が自主的に行っています。奈良女・九大の院生 4 グループが、実際に現地調査を行いました。また、招待講演の準備も院生主導で進めております。

九大院生資環からは 8 名の博士・修士課程の院生が参加しています。皆さんの隣にいる彼や彼女が、論文作成の合間に時間を捻出して調査を行い、奈良女子大大学院の院生達と、時には Face to Face で、時には WEB 掲示板で議論を重ねてまとめ上げたものです。


12 月には九州大学でも発表会を企画中です。その節は、是非、ご参加ください。





「お知らせのblog」トップへ