「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

講義情報

生物産業創成基礎(後期分)開講のお知らせ

生物産業創成基礎(後期分)開講のお知らせ



以下の要領で、生物産業創成基礎(後期分)を開講します。

登録締切:11 月 30 日(火)



生物産業キャリアパス設計教育プログラムの履修認定単位としては、前後期両講義を受講し、4 単位科目として履修する必要があります。ただし、複数年に渡り前後期講義を受講しても構いません。WEB 登録を行ってください。

また、履修認定単位としてではなく履修を希望する学生は、実問題解決の科学 II(2 単位)として履修することも可能です。この場合、学生係で受講登録を行ってください。

単位取得方法についての質問は支援室までメールで送信ください。



開講日時:12 月 20 日(月)~ 25 日(土)(23 日(木)除く)10:00~16:20

開講場所:21 世紀交流プラザ II 講義室(2)

講義ファシリテーター:鈴木 徹 准教授(九大院農 OPSP)



「食」に関するオープンプロブレムとして、「遺伝子組換え(GM)作物」の問題を取り上げます。研究者、生産者、消費者など様々な立場の、様々な意見を持つ講師による講義を聴き、将来の食糧安定供給や人類の福祉を見据えた上で、果たしてGM 作物は必要なのかどうかを、皆で議論します。さらに、問題解決のシミュレーションとして、「日本国内で商業栽培すべきかどうか」について考えてもらいます。


講義内容

12 月20 日(月)ディベートについて/遺伝子組換え(GM)作物について(総論)
10:00~10:20 「プログラムを受講するにあたって」 鈴木 徹(九州大学)
10:30~12:00 「教育ディベートについての基礎知識」 井上奈良彦(九州大学)
13:00~16:20 「GM 作物の現状と課題」 鎌田 博(筑波大学)

12 月21 日(火)GM 作物の利用に中立・慎重な立場の方の意見
10:00~11:30 「消費者から見た遺伝子組換え食品・GM 作物」 神田敏子(前全国消費者団体連絡会)
13:00~14:30 「GM 作物が生物多様性に及ぼす影響」 中嶋信美((独)国立環境研究所)
14:50~16:20 「記者の目から見たGM 作物」 行方史郎(朝日新聞東京本社)

12 月22 日(水)GM 作物の利用に積極的な立場の方の意見
10:00~11:30 「本当に一般市民はGM 作物が嫌いなのか」 佐々義子(NPO 法人くらしとバイオプラザ21)
13:00~14:30 「どうする?飽食の中の日本農業」 長友勝利(バイオ作物懇話会)
14:50~16:20 「企業はなぜGM 作物を開発するのか」 山根精一郎(日本モンサント(株))

12 月24 日(金)GM 作物のリスク評価・リスクマネジメント・リテラシー
10:00~11:30 「GM 作物のリスク評価について」 日野明寛((独)農研機構食品総合研究所)
13:00~14:30 「GM 作物のリスク認知とリスクリテラシー、リスクコミュニケーション」 田中 豊(大阪学院大学)
14:50~16:20 「科学リテラシー:GM 作物を正しく理解するために」 松永和紀(科学ライター)

12 月25 日(土) 総合討論:グループ・ディベート
10:00~16:20 「日本は食用の遺伝子組換え作物の国内商業栽培を推進すべきである。」
鈴木 徹(九州大学) / 井上 奈良彦(九州大学) / 鎌田 裕文(九州大学) / 松永 和紀(科学ライター)


授業の進め方

講師による講義を講義時間の 6 割、残り 4 割の時間は質疑や討議を行う。グループ・ディベートは、時間が許す限り立場を入れ替えて行い、両方の立場の考え方を理解する。最後に、問題解決のシミュレーションとして、日本で食用の遺伝子組換え作物の商業栽培を推進するかどうかの決断をしてもらい、その理由をレポートにまとめてもらいます。


成績評価

(1)出席状況。
(2)授業中、各講義の内容を理解し、講師とディスカッションが行えるかどうか。
(3)グループ・ディベートで、きちんと役割を果たすことができるかどうか。
(4)問題解決のシミュレーション(レポート)。




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