「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

講義情報

生物産業創成学基礎(実問題解決の科学 IV)開講のお知らせ


生物産業創成学基礎(実問題解決の科学 IV)開講のお知らせ



どんな内容?

農学に関わる最重要かつ未解決の分野横断型実問題(オープンプロブレム)の解決策を考える講義です。取り上げた難問題を、様々な角度から俯瞰します。色々な考え方を学び、それを駆使して、どのように問題を解決したら良いかを、皆で考えます。答えは一つではありません。皆さんが授業を通して考えたことが、それぞれ答えになります。一緒に、考えましょう!!

この授業で何を学ぶのか?どんな役に立つのか?
皆さんが実社会に出た時、必ず必要とされるのは、何が問題であるかを把握し、それを解決することです。そこには決まった答えはありません。自分自身で解決策を見つける必要があります。この講義では、問題を解決するためには、どう考えていったら良いかを学びます。農学に関する問題を扱いますが、問題解決の考え方は、どんな分野でも共通です。必ず役に立ちます。また、色々な考え方を知り、多角的視野を持つことにより、何が問題であるかを把握する力もつきます。

今回のテーマ
「食」に関するオープンプロブレムとして、「農産物貿易の自由化」の問題を取り上げます。日本の食の安全保障を考える上で、農産物貿易の自由化問題は避けて通ることはできません。農業政策、農業経営、消費に関して様々な意見を持つ講師による講義を聴き、日本の農業が抱える問題や課題を明らかにすることにより、今後日本の農業をどのように維持していくのか、つまり日本農業の将来を皆で考えます。さらに、問題解決のシミュレーションとして、「安心・安全かつ持続可能な食料確保のために日本は農産物貿易の自由化をすべきかどうか」について考えてもらいます。農業経済・経営以外が専門の大学院生も大歓迎です。様々な視点から皆で日本農業の将来を語り合いませんか。
 
開講日時・場所
11 月 4 日(金)~11日(金)10:00~16:20 農学部 1 号館 266 講義室
(11 月 8 日(火)除く)


履修の登録方法
1.「実問題解決の科学Ⅳ」の場合
  学生係窓口で履修登録を行ってください。
2.「生物産業創成基礎」の場合
  生物産業創成学コース HP において履修登録を行うとともに、学生係窓口で履修登録を行ってください。
  プログラム登録を行っていない学生は「プログラム登録」より
  プログラム登録済の学生は「ログイン」より
  実問題解決の科学 I 〜 IV のうち 2 科目受講することで 4 単位(複数年度にまたがる受講も可能)。


講義内容についての問い合わせ先
オープンプロブレムスタディープログラム(OPSP)
農学部 2 号館 210 号室
担当 鈴木(内線:7605、メール:opsp@agr.kyushu-u.ac.jp)


履修登録期限
10 月 21 日
(金)



実問題解決の科学 Ⅳ(生物産業創成基礎)授業計画

「日本農業の将来を考える~安心・安全かつ持続可能な食料確保のために農産物貿易の自由化は必要か~」

講義内容(プログラムアドバイザー:伊東正一教授、南石晃明教授)

11 月 4 日(金)現状を知る(総論)
10:00〜11:30 「プログラムを受講するにあたって」
  鈴木 徹(九州大学)
13:00〜14:30 「農業・農政の現状と課題~農業ビッグバンの経済学」
  山下一仁(キヤノングローバル戦略研究所)
14:50〜16:20 「まとめ」
  伊東正一(九州大学)・鈴木 徹

11 月 7 日(月)農業政策から考える
10:00〜11:30 「国境の高さで、国内農業の価値は変化するのか~村で考えた新しい農業政策の発想」
  宇根 豊(元農と自然の研究所)
13:00〜14:30 「農産物貿易の自由化は食料安全保障を高める。しかし、・・・」
  伊東正一
14:50〜16:20 「まとめ」
  伊東正一・鈴木 徹

11 月 9 日(水)農業経営から考える
10:00〜11:30 「農業経営から考える安心・安全かつ持続可能な食料確保」
  南石晃明(九州大学)
13:00〜14:30 「農業分野への雇用創出の取り組み」
  楠田大介(㈱パソナグループ)
14:50〜16:20 「まとめ」
  南石晃明・鈴木 徹

11 月 10 日(木)消費から考える
10:00〜11:30 「消費から考える安心・安全かつ持続可能な食料確保」
  青山浩子(農業ジャーナリスト)
13:00〜14:30 「生協の産直活動と農産物貿易の自由化」
  辻 弘二(エフコープ生活協同組合)
14:50〜16:20 「まとめ」
  南石晃明・鈴木 徹

11 月 11 日(金)グループ討論:「安心・安全かつ持続可能な食料確保のため、日本は何をすべきか」
10:00〜12:00 グループ討論
13:00〜16:20 発表、再討論


授業の進め方
講師による講義を講義時間の 5 ~ 6 割、残り 4 ~ 5 割の時間は質疑や討議を行う。毎日、その日の内容を咀嚼する時間を設けてあります。グループ討論では、様々な立場の考え方を理解するとともに、意見集約し、発表してもらいます。最後に、問題解決のシミュレーションとして、「農産物貿易の自由化をすべきかどうか」の判断をしてもらい、その理由をレポートにまとめてもらいます。

試験/成績評価の方法等
(1)出席状況。
(2)授業中、各講義の内容を理解し、講師とディスカッションが行えるかどうか。
(3)グループ討論で、きちんと役割を果たすことができるかどうか。
(4)問題解決のシミュレーション(レポート)。
以上の項目を総合して成績を評価する。



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