「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

講義情報

ナレッジマネージメント実践論 開講のお知らせ

ナレッジマネージメント実践論開講のお知らせ


ナレッジマネージメント実践論の講義のポイントは知の再生産プロセス」です。講義とフィールドワークを通じて、現場での学びの機会を提供します。情報過多時代における、発想力を磨くことに主眼をおきます。

この講義では、様々な分野で活躍されている企業の方に登壇いただきます。

まず、新たな価値を生み出すいう文脈で、ものつくりを代表して、久塚智明氏(元・味の素食品研究所役員で現在は起業されてコンサルタント業務に携わっておられます。)より、見えない未来市場を見通す力を養い、市場に新価値を提供する人材となるための「ナレッジマネージメントの具体例」をお示しいただきます。

続いて、
社会に対して人間起点でのビジネス創造へ」発想の転換を促すために新たなものの見方を発見するという文脈で、
左 達也 氏((株)博報堂・博報堂生活者アカデミー)より、知識や論理だけではたどりつかない未来を創造するための発想法についてお話しをいただきます。九大のご出身です。情報量では差がつかない時代、発想するという人間が本来持っているチカラを、日常の生活を題材にしたワークを少し取り入れながら行う、発想力セミナーを実施します。

フィールドワークでは、コーポレートメッセージとして「水から繋がる、人との絆」を掲げ、自社のみならず清涼飲料水業界全体を牽引する、飲料生産拠点の構築を行っている九星飲料工業株式会社を実際に訪問し、事業展開への思いや現状を感じていただく予定です。生産現場の見学および地元を盛り上げる活動を現地で感じることで、刺激的な時間となることと思います。


講 義
日 時:平成 28 年 8 月 9 日(火)
日 時:10:00〜12:00 割石博之  九大基幹教育院・教授
日 時:13:00〜16:00 久塚智明氏 (株) FBT プランニング 代表取締役社長
日 時:10:00〜12:00 久塚智明氏 元・味の素 (株) 食品研究所所長・執行役員
日 時:16:30〜18:00 学生と講師陣との交流会(ディスカッション)
場 所:21世紀交流プラザ I 1F 多目的ホール
    

日 時:平成 28 年 8 月 10 日(水)
日 時:10:00〜12:00 割石博之 
日 時:13:00〜15:00 左 達也氏 博報堂 生活者アカデミー
       
『生活者発想で未来を創造する~情報爆発時代の「第三の発想力」~』
日 時:15:30〜17:00 久塚智明氏 (株) FBT プランニング 代表取締役社長
日 時:10:00〜12:00 久塚智明氏 元・味の素 (株) 食品研究所所長・執行役員
場 所:21世紀交流プラザ I 1F 多目的ホール

企業見学会
日 時:平成 28 年 8 月 11 日(木)13:30〜15:30
場 所:九星飲料工業株式会社:糸島市波多字中川原 100

    現地集合(13:00 厳守)・現地解散(15:00 予定)
    


ナレッジマネージメントとは

経営学者ピーター・F・ドラッカーは『ポスト資本主義社会』(1993 年)で、知識経済においては知識だけが新たな価値の源泉として「唯一意味のある資源」だと指摘したが、その唯一の経営資源である知識は簡単に陳腐化するものでもあります。組織としての競争力を劣化させないためには、常に組織内で新たな知の創造を繰り返していくことが必要なのであるとしています。知の再生産プロセスとして野中・竹内(一橋大教授)が組織的知識創造の理論として提出したのが、SECI モデル(下参照)です。これは、知識は個人に依存するという西洋哲学的な視点から離れて、個人と組織は知識を通じて相互作用するという前提に立ち、組織メンバー各人が持つ知識(暗黙知と形式知)の絶え間ない交換と実践によって、知の再生産を促進するサイクル(スパイラル)を形成することを目標とするプロセスモデルです。

・共同化(Socialization)
 共体験などによって、暗黙知を獲得・伝達するプロセス
・表出化(Externalization)
 得られた暗黙知を共有できるよう形式知に変換するプロセス
・連結化(Combination)
 形式知同士を組み合わせて新たな形式知を創造するプロセス
・内面化(Internalization)
 利用可能となった形式知を基に、個人が実践を行い、その知識を体得するプロセス




教職員の方のオブザーバー参加も大歓迎です。参加希望の教員の方は、支援室までメール(bres-gp@bres-go.jp)を送付下さい。

他学府の院生の参加も制限いたしません。講義科目として単位授与可能かどうかは、部局によって異なりますので、支援室に確認ください。学部生の受講も妨げませんが、単位については、支援室に確認してください。

講義に関する質問等は、支援室までメール
(bres-gp@bres-go.jp)でお願いします。

多くの方に受講していただきたいです。




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