「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」:九州大学大学院生物資源環境科学府

坂本

プロが語るプロフェッショナルセミナー第2回創薬の世界から

昨日は田辺三菱製薬(株)先端医療研究所長の井上裕章氏を講師にお招きしました。   

7兆円といわれる日本の医薬品市場規模ですが、研究開発から多くの検査関門を経て実際に製品化されるのは100000 分の 1 以下という気の遠くなるような確率・・・

それでも生命に貢献できる薬の力を信じ、未だニーズに十分に応えられていない分野での新薬開発の為日々研究を重ねる開発者の苦悩。

講演の詳しい内容は出席いただいた方の特権ということで割愛させて頂きますが、専門的でありながら、これほどまで明快な理系のプレゼン、私初めて見ました。現代の医療事情に疎い(「個別化医療」という言葉も知らなかった)私ですら、講演会が終わる頃にはその意味を第三者に説明出来るようになってましたから。

学会と違い、セミナーの醍醐味は例えその分野の門外漢であっても、多くの気付きを得られ、加えて自身の研究のプレゼンにも応用できる数々のスキルを直に体得できる点にあると思います。

 

後半では、学生へのメッセージとして「コンピテンシー開発」を掲げられ、専門以外にも視野を向け、他者に興味を持つようにとアドバイス頂きました。一見クールな印象の井上先生ですが、後の懇親会では、その昔、下宿が全焼したという驚きエピソードも披露して頂き、意外な一面を垣間見たり・・・*セミナー後の懇親会に参加希望される学生さんは事前に支援室までご連絡下さい。

製薬会社志望の学生さんならずとも、非常に多くの発見が齎された充実したセミナーだったと思います。井上先生、本当にありがとうございました。



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