内田
おひさしぶりです。
支援室の内田です。
ずいぶんと気温が上がってきましたね。
みなさん、いかがお過ごしですか?
この度お誘いを受けまして、大学職員の方たちが自主的に行っているゼミに、先々週より参加させていただいております。
学生の皆さんにとって「ゼミ」とは、かなりプレッシャーのかかる単語だと思いますが、学生でない私は思い出を完全に捏造している(勉学に励んでいたあの頃、といった感じです)ので、なんだか甘美な響きです。
テーマは、高等教育における近年の動向で、文部科学省の『学士課程答申』というものをテキストに行われました。
この仕事をさせていただくようになって、文部科学省の文章を流し読みすることはあるのですが、じっくりと読んで理解する、というようなことは全くなかったので、本当に勉強になっています。特に大学職員として働いていらっしゃる方は、大学の方針などを決めるための業務に深く関わる内容ですので、まさに答申を読み解く『プロ』で、そのプロの方からの話は、自分ひとりでは絶対に思いつかないような読み方で、感動すら覚えます。
お誘いいただき、本当に好機を与えていただいたなと感じています。
この場をかりて、お礼を。
ありがとうございます。
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前置きが相変わらず長くてすみません。
テキストを読みながら、ふと、思いました。
私は、自分が学生だったころ、自分の教育環境について真剣に考えたことが全くありませんでした。
自分の研究テーマに合った講義を受講し、指導を受け、息抜きのように趣味的な面白さのある講義を受講する。といった感じでした。
おそらくそういう学生が今でも一般的なのではないかなと思います。
しかし、「なぜこの講義が展開されているのか」というようなこと、もしくは「この講義から、自分はどのような影響を受けているのか」などを考えると、少し違った視点で講義の面白さに気がついたかも。と最近思います。
このプログラムは、文部科学省が実施している事業の一つです。
文部科学省というのは、社会で今必要とされていること、今後必要とされるもの、に対してのメッセージとして「こういった事業を行います」と言っていて、それに対して本プログラムが一種の“認定”を受けているのだと思います。
じゃあ、逆に考えると、どうなるかと。
私たちが講義を提供している授業に出てみた際に、「なんで、これがこのプログラムで実施されているか?」ということを考えると、社会の流れが少し見えてくるのでは?と思っています。
このプログラムだけではありません。自分の主専攻の研究分野に直結するような講義だってそうです。
なぜ、今、この講義を先生が展開しているのかな。
と考えるとき、それは「社会に必要だから」です。
じゃあ、なんで、これが社会に必要なの?
そういったことを考えると、今、社会がどういう動きで、何を学生である皆さんに、(もちろん、学校に関わる全ての人もそうです。)期待しているのか。そういう大きなものが見えてくるように思います。
そういうことを考えると、社会のメッセージを受け取った上で、じゃあ、今度は自分たちは何をしよう。と、単なる「私が何をしたいか」だけでなく、社会を考慮して「何をしたいか」という一歩踏み込んだ夢や理想を考える手助けになるように思います。
こんな偉そうなことを書いてしまいましたが、実は私は今更そんなことを必死で考えている現在進行形の話です。
世界の流れ、日本の流れ、学校の現状。そんな中で、自分たちが出来ることはごくごく僅かなことかもしれませんが、皆さんに精一杯良いものを提供したいと考えておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いします。